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真性包茎を放置するリスク:陰茎がんになりやすい

真性包茎を放置するリスクとは?

真性包茎だけどデリケートな部分の悩みゆえ、ついその状況を自覚しながら見て見ぬ振りしてしまっている人も結構多いのではないでしょうか。
しかし、真性包茎を放置してしまうと「陰茎がん」になるリスクが高まってしまうことが知られている点には注意が必要です。
これは、陰茎自体を清潔にしていないことが陰茎がんを発生する主要原因であると考えられており、真性包茎の場合茎や亀頭を清潔に保つことが難しいためにその発症リスクが高くなってしまう可能性があるためです。

なお、陰茎がんは、男性の悪性腫瘍の中でも0.5%未満と非常に稀な存在のガンです。
日本においては人口10万人あたり0.2人の発生頻度と言われており、発生年齢は60代が最も多いことが知られています。
その数字を聞くと、頻繁になる病気でないのは事実です。
一方で真性包茎の症状は手術で治すことができます。
そうすることで陰茎がんになるリスクを確実に下げることができるのも事実です。

真性包茎でなりやすくなる「陰茎がん」とはどんな病気?

そんな真性包茎を放置することでかかるリスクがあがってしまう陰茎がんの原発病変は、カリフラワー様の腫瘤形成や浅いびらん、あるいは周囲が隆起した深い潰瘍を示すことが多いことが知られています。
中には湿疹様の発赤から次第に深部に浸潤するものもあり、湿疹だと思って外用薬をつけてもなかなか改善しない場合には泌尿器科専門医の診察をできるだけ早めに受けることが重要です。
特に真性包茎でかつ強い臭気や浸出液を伴う場合はかなり危険な状態です。
すぐにでも専門家である医師の診断を仰ぎましょう。

なお、その発生部位は半数が亀頭でその次に包皮が多いです。
そのほかには冠状溝に多く、陰茎体部の皮膚に発生することが稀なのもその特徴です。
また、局部に痛みを感じることはあまりなく、かなり進行しても疼痛が生じることはまずありません。
一方で、その進行が進むとリンパ節や血液に転移をきたすため、全身倦怠感や体重減少を示すこともあります。

まとめ

真性包茎を放置すると陰茎がんにかかるリスクがあがってしまうその理由や、そもそも陰茎がんになるとどのような症状が出るかを紹介してきた本記事でしたがいかがでしたでしょうか。
陰茎がんは多くの人が発症するガンでは確かにありません。
でも、真性包茎を放置するとかかるリスクが確実に上がってしまうのも事実です。
その症状に悩んでいる人は、できるだけ早く専門家である医師に相談し真性包茎の治療を行ってみることをおすすめします。